「バスケット人生で最初で最後なので受賞できて本当にうれしい」
Bリーグは昨日から3夜連続で『B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20』を開催している。
2日目の今日は、ベストタフショット賞、BREAK THE BORDER賞、新人賞ベストファイブ、最優秀新人賞が発表された。
ベストタフショット賞は、第7節シーホース三河戦でブザービートを決めたサンロッカーズ渋谷の石井講祐が受賞。昨シーズンのベスト3ポイントシュート成功率賞に続き、2年連続の受賞となった。
石井は喜びをこのように語った。「すごくうれしいです。このシュートで獲れなかったら、もう絶対に獲れないだろうなと思っていました。人生初のブザービーターでしたし、チームの勝利を決めるシュートは初めてだったので、そういう意味でも特別な一本でした」
バスケで奇跡を起こすべく、すべての垣根を越えて、日本のバスケットボールを盛り上げた人に贈られるBREAK THE BORDER賞は、BリーグからNBAへの道を切り開いた馬場雄大が受賞した。
今シーズンから新たに設けられた新人賞ベスト5には、コー・フリッピン(千葉ジェッツ)、前田悟(富山グラウジーズ)、熊谷航(シーホース三河)、河村勇輝(三遠ネオフェニックス)、シェーファー・アヴィ幸樹(滋賀レイクスターズ)が選ばれた。
日本代表としてワールドカップ出場を果たしたシェーファーはこうシーズンを振り返った。「シーズンの最初から目標にしていた賞なので、ベスト5に選んでもらえて光栄です。チームとしてもすごく面白いバスケができて、僕自身も成長できたシーズンでした。ワールドカップとアジアカップの両方に出場して、今後A代表として頑張っていく中であのような経験ができて良かったです」
そして今シーズンの最優秀新人賞は富山グラウジーズの前田悟が受賞した。41試合のすべてに出場した前田は、開幕8試合目からは先発を務め、平均プレータイム27.4分で11.5得点、2.8リバウンド、1.3アシストを記録。ルーキーとは思えない安定したパフォーマンスでケガ人が相次いだ富山を支えた。
「シーズン初めから目標にしていたし、バスケット人生で最初で最後なので受賞できて本当にうれしいです。自分の武器はシュートなので、そこを極めて生きて行こうと思っていました。富山市総合体育館で真っ赤に染まった会場でプレーすることが本当に楽しかったです。うれしいニュースを富山の皆さんに届けられてうれしいです」
B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20
ベストタフショット賞 石井講祐(サンロッカーズ渋谷)
BREAK THE BORDER賞 馬場雄大/ CUE4(アルバルク東京)
新人賞ベストファイブ コー・フリッピン(千葉ジェッツ)/ 前田悟(富山グラウジーズ)/ 熊谷航(シーホース三河)/ 河村勇輝(三遠ネオフェニックス)/ シェーファー・アヴィ幸樹(滋賀レイクスターズ)
最優秀新人賞 前田悟(富山グラウジーズ)
明日のDAY3では、ベストディフェンダー賞、ベスト6thマン賞、レギュラーシーズンベストファイブ、レギュラーシーズン最優秀選手、B.LEAGUE MASCOT OF THE YEAR 2019-20が発表される。
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