前田悟

ジョシュア・スミスが故障、チームの危機を救ったルーキー

富山グラウジーズは今日、前田悟との2020-21シーズンの契約合意を発表した。

青山学院大出身の前田は昨シーズンに特別指定選手として富山グラウジーズに入団。本契約を結んで迎えた今シーズンは41試合のすべてに出場した。開幕8試合目からは先発を務め、平均プレータイム27.4分で11.5得点、2.8リバウンド、1.3アシストを記録し、ルーキーらしからぬ安定したパフォーマンスでケガ人が相次いだ富山を支えた。

190cmの長身に加え、思い切り良く放つキャッチ&シュートを高確率で沈める能力の持ち主で、3ポイントシュート成功率は39.9%を記録。ジョシュア・スミスのケガでオフェンスの計算が立たなくなったチームを前田がアグレッシブなプレーで引っ張った。特に先発に定着してからはコンスタントに2桁得点を記録。活躍を続けることで相手からの警戒も厳しくなったが、スクリーンの使い方などオフボールの動きをシーズン中に向上させ、相手のマークを上回り続けることで結果を残した。新人王の有力候補にも挙がっている。

前田はクラブを通して次のコメントを発表している。「2020-21シーズンも富山グラウジーズでプレーさせていただくことになりました。昨季以上に成長し、チームとしても個人としても更に上に行けるように、日々成長していきたいと思います。早くコロナが終息し、皆さんの前でプレー出来る日を楽しみにしています! 熱いブーストよろしくお願いします!」