写真=B.LEAGUE
若いチームにベテランの経験値を注入
西宮ストークスが期限付き移籍で岡田優の加入を発表した。
岡田は今年でプロ12年目を迎えた、34歳のベテランシューティングガード。高松ファイブアローズでキャリアをスタートさせ、その後3チームを渡り歩き、bjリーグの舞台で活躍した。Bリーグの開幕を機に富山グラウジーズへ移籍し、富山のB1残留に貢献した。
岡田はペリメーターでのジャンプシュートを得意とし、キャリア通算で平均12.1得点を記録するなど、その高い得点能力が魅力だ。昨シーズンは城宝匡史、宇都直輝に次ぐ日本人選手3番目の得点源となった。
西宮の池内勇太GMも「岡田優選手の魅力は高い得点能力です。ストークスの新たな攻撃オプションも増加し、後半戦ストークスの更なるレベルアップにご期待ください」とコメントしている。
だが今シーズンの岡田は12月17日の横浜ビー・コルセアーズ戦から欠場が続き、18試合で平均13.6分5.6得点という数字はともにキャリア最低の数字となっていた。
西宮での復活を期す岡田はクラブのホームページで以下のようにコメントしている。
「この度、西宮ストークスの一員になります、岡田優です。このような、機会、チャンスをいただけた事に心から感謝申し上げます。今の私には大き過ぎる期待を感じておりますが、その期待に応えることは勿論、チャンスをもらったこのチームに私の全てを注ぎたいと思っております。途中からの加入にはなりますが、みなさん、ご声援宜しくお願いします。私にとってはこれからがシーズンスタートです」
B1昇格組で若手の多い西宮にとって、B1を生き抜いた岡田のようなベテランの存在は後半戦に向けて必要になってくる。なお岡田は1月28日に行われる琉球ゴールデンキングスとのホームゲームから出場予定だ。