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西ガード部門4位に選出
スパーズのマヌ・ジノビリは、40歳で迎えた今シーズンも高いレベルのパフォーマンスを続けている。先日発表されたオールスターファン投票の結果でも、ロケッツのジェームズ・ハーデン(148万6830票)やサンダーのラッセル・ウェストブルック(124万1129票)よりも多い180万8860票を集め、西カンファレンスのガード部門4位に選出された。
スターターでの選出とはならなかったが、ヘッドコーチの投票によりリザーブに選出される可能性もある。しかしジノビリは、『LA NACION』に寄稿した文章の中で、「今は自分より相応しい選手が出場すべき」と主張している。
「自分をオールスターゲームに出場させるために時間を費やしてくれたみんなに、本当に感謝している。みんなの愛を感じているし、優しさに励まされたけれど、僕はオールスターゲームに出場すべき選手ではないよ。オールスターに相応しい選手は他にいる。僕は機会を与えてもらったし、楽しませてもらった。オールスターゲームにかかわるのは素晴らしいけど、キャリアを称えるための大会ではない。今は他の選手が出場すべきだ」
今シーズン終了後に引退する可能性が高いジノビリは、1月5日のサンズ戦で21得点、7日のトレイルブレイザーズ戦で26得点を記録し、キングスのビンス・カーターに次いで、40歳以上で迎えたシーズン中ベンチから複数試合で20得点以上を記録したNBA史上2人の選手となった。
年齢を感じさせないプレーを続けているとはいえ、スパーズ黄金期を支えたベテランは、退き際を心得ている。リザーブに選出されたとしても、他の選手に出場機会を譲ることになりそうだ。