2月に発表されたアメリカ代表最終候補44名からは落選
ナイジェリア代表に超強力な選手、ネッツのスペンサー・ディンウィディーが加入する可能性が浮上した。
『The Athletic』によれば、ディンウィディーはナイジェリア国籍の取得に動いており、実現すれば2021年の東京オリンピックに同国代表として出場する可能性が高い。
ナイジェリアは昨年のワールドカップで躍進。強豪のロシア、アルゼンチンに敗れてグループリーグ突破は果たせなかったが、グループ最終戦の韓国に勝ち、順位決定戦ではコートジボワール、中国を破って17位に入った。アル・ファルーク・アミヌ(マジック)、チメジー・メトゥ(スパーズ)、元NBA選手のエペイ・ウドゥ、アイク・ディオグといった選手たちを率いるのは、ウォリアーズのアシスタントコーチを務めるマイク・ブラウン。ここにディンウィディーが加われば、さらなる躍進が期待できる。
今シーズンのディンウィディーはキャリアハイの平均20.6得点、3.5リバウンド、6.8アシストを記録している。しかし2月に発表されたアメリカ代表最終候補メンバー44名から落選した。それがナイジェリア国籍の取得に繋がったのかどうかは定かではないが、NBAで確かな実力の持ち主である彼が他国のロスターに加わるのは興味深い。
ディンウィディーがナイジェリア代表として来年来日するかどうか、続報を待ちたい。