写真=Getty Images
在学年数は1年でも「テキサス大は家族同然」
ウォリアーズのケビン・デュラントが、母校であるテキサス大学に300万ドル(約3億4000万円)もの寄付をした。デュラントが同大に在学したのは2006-07シーズンのみで、大学1年のシーズン終了後NBAドラフトにエントリーし、スーパーソニックス(現サンダー)から2007年全体2位で指名された。
在学期間は1年にもかかわらず、デュラントはロングホーンズ(同大の愛称)への思い入れが強い。寄付を発表した声明内で、次のように気持ちを記している。
「ロングホーンズで過ごした時期には、選手として、人間としての土台を築くことができた。テキサス大は、自分にとって家族同然。母校に貢献すること、これからの学生アスリートが成功を収めるのに必要な機会を設けることに力を貸すことこそ大事だと思っている。テキサスのバスケットボールと特別な関係性を築けて誇りに思っている。貢献できて、非常に嬉しい」
テキサス大によれば、男女のバスケットボール部の練習場の入り口の名称を『ケビン・デュラント・テキサス・バスケットボールセンター』に、そして男子チームの練習施設の名称も『ケビン・デュラント・バスケットボール・ファシリティ』に改められるという。
昨夏は、球団がフリーエージェントになった主力と再契約を結ぶため、自ら減給を受け入れたデュラントが、今度は母校のために一肌脱いだ。