「素晴らしい歴代の選手と肩を並べられる」
2020年のバスケットボール殿堂入りは、2000年代、2010年代のNBAを彩ったコービー・ブライアント、ティム・ダンカン、ケビン・ガーネットというスーパースターが名を連ねた。そのため8月に開催予定の殿堂式典は、例年にないほどの盛り上がりを見せるだろう。
志半ばにして急死したコービーが式典に出席できないのは残念だが、ガーネットは殿堂入り決定後に「今までの努力はすべてこのためにあったと言っても過言ではない」と喜んだ。
スパーズのアシスタントコーチを務めるダンカンは、謙遜しつつも「特別なこと」と殿堂入りについてリポーターに語った。「過去にこの名誉を授かった人たちを見れば、殿堂入りが特別なことだと分かるはずさ。デビッド・ロビンソン、ジョン・ストックトン、マイケル・ジョーダンの式典も見てきた。彼らのような歴代の素晴らしい選手と肩を並べられる。今年殿堂入りする人たちも素晴らしい。ただ、それ以上にバスケットボールの歴史、レジェンドの一部になれることがうれしい」
ダンカンは優勝5回、NBAオールスター選出15回、NBAオールディフェンシブ・ファーストチーム選出8回、ファイナルMVP受賞3回、1998年には新人王を受賞し、2002年と2003年にはNBAシーズンMVPにも輝いた。スパーズ一筋で19年のキャリアを送り、1チームで通算1,000勝以上を挙げた史上唯一の選手で、通算リバウンドとブロック数でもNBA歴代トップ10入りを果たしている。
ダンカンは謙遜するが彼も十分に『特別な存在』で、殿堂入りという名誉を受けるに相応しいレジェンドだ。
"He's the most real, consistent, true person I've ever met in my life."
The relationship between Tim and Coach Pop extends far beyond basketball. #GoSpursGo pic.twitter.com/RXhtQFgRjT
— San Antonio Spurs (@spurs) April 4, 2020