アルバルク東京でグッズ担当をしているのが髙島里美さんと岩井栄作さん。髙島さんはA東京に入社して3年目で、それまではJリーグのクラブで勤務していたという。岩井さんもこれまでに様々なスポーツクラブのグッズ制作を担当した経歴を持つ。そんな2人に話しを聞いた。
まんまルーク
https://www.bleague-shop.jp/at/item/detail/1_6_19-122501_1/999999
『まんまルーク』(¥2,750)はグッズ担当2人の一押しグッズで、これは岩井さんの発案で誕生した。髙島さんも「マスコットは普遍的なキャラクターなので、グッズ担当者としては選手と同様に大切な存在なんです」と言うが、もともと2.5等身のルークをさらにデフォルメしたこのデザインを見た時の感想をこう明かした。
「次にこのグッズを出しますという提案をもらった時は、だいぶ遊び心を入れてきたなと思いました(笑)。今まではマスコットの特性を守ってきたモノが多かったので、すごくフォルムが丸くなっていて、ずいぶんと崩して来た印象でしたね」
その『まんまルーク』も人気商品の仲間入りを果たしている。発案者の岩井さんは「直径25cmもあるのでクッションとしても使えますよ。フワフワしていて抱き心地もすごく良いですし、名前の通り真ん丸です(笑)」とオススメしている。
adidas ALVARK HOMEユニフォーム2019 / 2020
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A東京の売れ筋No.1グッズは、Bリーグ史上初の連覇を達成した『王者』を表現するゴールドカラーを採用したレプリカユニフォーム(¥14,850)だ。胸には2度の優勝の証となる2つの星を掲げたデザインとなっていて、この星マークにもグッズ担当者の思いが詰まっている。
というのもサッカー界では優勝したらエンブレムの上に星を増やしていくスタイルがファンの間にも定着しているが、アルバルクのユニフォームにはエンブレムがなく、その文化が根付いていなかったのだ。それでも優勝の証を胸に付けたいという熱い思いから、A東京のユニフォームには2つの星が掲げられた。
またファンからは「このワッペンを付けられるのはアルバルクだけだよね」と、右肩にあるチャンピオンワッペンを価値あるモノとして受け止めてもらっているという。優勝チームならではのユニフォームだからこそ人気を博している。
グッズ担当としてもシーズンが終了し会場でファンと会えないことで、今後はオンラインショップでの企画やキャンペーンを増やしていきたいとのこと。
そして最後にグッズ担当者からのファンへのメッセージを語ってもらった。「バスケだけでなく、いろいろな娯楽が自粛や中止になっています。こういう状況の中でも、グッズがクラブとファンの皆さんを繋ぐツールになれたらと思います。今は皆さんと会うことはできませんが、マスコットやクラブグッズでアルバルク東京を身近に感じてもらいたいです」
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