文・写真=丸山素行 

豊富なコンテンツ&豪華賞品

本日12月21日はバスケットボールの誕生した日で、今年で126年目を迎えた。

今月18日には一足早く「バスケの日」を祝う、『Basketball Birthday Classic』がオリンピック記念青少年総合センターで開催された。

今年で7回目の開催となった今回のイベントはバスケに関する充実のコンテンツが満載。ひたすら5対5のゲームをつないでいく、恒例の『リレーゲーム』はもちろん今回も継続し、最終的に452-415というスコアをたたき出した。

リレーゲームには東京サンレーヴスの伊藤尚人、ジージオ・べイン、エルハジ・イブラヒマ・セックの3選手が参加し、ともにプレーした一般参加者にとっては貴重な時間となった。

また『バスケットボール3つで最も長いジャグリング時間』のギネス世界記録を保持する、プロバスケットパフォーマー石杜駿によるパフォーマンスも披露され、特に少年たちはその目を輝かせていた。

参加者が思い思いのコーディネートを披露したドレスアップコンテストでは、審査員を務めるBリーグテクニカルアドバイザーの河内敏光を悩ませた。

日本バスケットボール学会理事を務める小谷究による「講演会」や「NBAトーク交流会」、「バスケットボールの歴史展示」などその他の催しも盛りだくさんで、バスケの誕生日を祝うというよりも純粋にバスケに触れることを楽しんでいた。

イベントの最後にはバスケ解説者の島本和彦が登場し、『スラムダンク』の作者である井上雄彦のサイン入りグッズを含む豪華賞品の抽選会を実施した。

初回からこのイベントに携わり、イベントの運営を一手に引き受ける石井一生は「まだ始まったばかりなのでこれからもっと大きくしていきたい。ただこの会を大きくしたいのではなく、いろいろなところで、やりたいように、みんながバスケの日を祝ってほしい」と話した。

バスケの誕生日があることを認識し、だからと言って形式的なものではなく、純粋な思いでこの日を祝ってほしいとのことだった。

Bリーグが盛り上がりを見せ、3人制バスケットボールの『3×3』がオリンピックの公式種目となるなど、バスケの波は途絶えていない。来年は今年以上に多くの地域で、このような活動が波及していくことに期待したい。

バスケの日HP http://bb1221.com/