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ルーク・ウォルトンはアップテンポのオフェンス導入を明言

レイカーズの新ヘッドコーチに就任したルーク・ウォルトンが、6月21日に行なわれた就任会見で「名門復活」を約束した。

ウォルトンは、「レイカーズに戻って来ることができて興奮している。レイカーズのヘッドコーチは、私にとって夢のような仕事だ」と語った。また、新チームでのオフェンスについても「アップテンポなオフェンスを導入する」と明言している。

「選手たちも毎日練習に来るのを楽しみにするようになるよ。我々は、ファンが求めるバスケットボールをプレーする」

2003年のドラフトでレイカーズから指名されたウォルトンは、2009年と10年の優勝に貢献した。引退後は指導者に転身し、2014年からウォリアーズのアシスタントコーチに就任。ヘッドコーチのスティーブ・カーが腰の手術による影響でシーズン開幕前からチームを離れていたため、前半戦はカーの代役として指揮を執り、NBA新記録となる開幕24連勝にチームを導いている。

かねてからヘッドコーチとしての独立を考えていたウォルトンにとって、名門にして馴染みの深いレイカーズを率いることは願ってもないチャンスだ。コービー・ブライアントが引退し、チームはまさにゼロからの再建となる。ウォリアーズで得た知見を生かすことは、フロントもファンも願っているところ。

NBAの若きヘッドコーチとして注目されるウォルトンが、レイカーズでどんな手腕を見せるのか。レイカーズのファンならずとも楽しみなところだ。

ウォリアーズに一時代を築いたスティーブ・カーとの二人三脚はこれで解体。今後ウォルトンはその知見をレイカーズに持ち込むことになる。