アンソニー・デイビス

「『LAのライバル』が生まれて面白くなった」

今年のオールスターが開催されたシカゴ出身で、今シーズンからレイカーズに加入したアンソニー・デイビス。そして、チームレブロンの一員としてスターターに選出されたデイビスが記者からの様々な質問に答えた。

今シーズンのデイビスは途中ケガもありながら46試合に出場し、平均26.6得点、9.2リバウンド、フィールドゴール成功率52%を記録し、コンビを組むレブロン・ジェームズと共に首位レイカーズを牽引している。移籍後新しいチームに馴染めず苦しむ選手もいるが、デイビスには当てはまらなかった。「レイカーズには自然に溶け込めた。チームのケミストリーも素晴らしい。シーズン前半で大きな成果を上げることができたし、これからもっと良くなっていくはずだ」

デイビスは今シーズン終了後にフリーエージェントになるが、先月レイカーズから提示された4年1億4600万ドル(約160億円)の契約延長のオファーを断ったとされている。

「フリーエージェントになることについては今の段階では何も考えていない。レイカーズが今シーズン優勝するために自分は何をすればいいかしか頭にない。フリーエージェントについては、そうなったときにインタビューしに来てくれれば話せると思うよ」

また、もしカワイ・レナードがレイカーズと契約していたらとの質問に対しては、「彼がクリッパーズを選ぶ前、まだ同じチームでプレーする可能性があったときに、どんなチームになるだろうと想像してみた。ディフェンスの意識はさらに高かっただろうし、得点力もアップしていただろうね。僕とカワイ、レブロンがいれば他のチームにとっては脅威だったと思う」と、話した。

そして、レナードがレイカーズのライバルであるクリッパーズに移籍したことで、「リーグが面白くなったと思う」と、続けた。「何が起こるか分からないというのがスポーツの醍醐味だからね。みんなが言うところの『LAのライバル』が生まれて面白くなったよ」

オールスターゲームで『チームレブロン』を勝利に導くフリースローを決めたように、デイビスはレイカーズの優勝のために邁進し続ける。