野生の血が濃いペットを高額で購入するも手に負えず
セブンティシクサーズの躍進を支えているベン・シモンズ。実質1年目のシーズンではあるが、すでにNBAのスタープレーヤーとして高額所得者となっている。昨シーズンは足のケガで全休したが、それでも590万ドル(約6億6000万円)の年俸を受け取った。これはシクサーズから支払われた年俸額で、エンドースメント契約を含めれば、その倍ほどの収入があるはずだ。
つまり、買おうと思えば何でも買えるだけの経済力を持っているということ。そのシモンズが『Maverick Carter's show』に出演した際、金に任せて購入した中で後悔したものを明かしている。「去年、サバンナキャットを飼うことにしたんだけど、結局はよそに譲らなきゃいけなかった。それぐらいクレイジーな猫だったんだよ」
サバンナキャットは、野生のネコ科動物サーバルキャットとイエネコを交配させた猫で、第一世代から第七世代にまで分類され、世代の番号が一に近いほど野生の血が強い猫種として知られている。シモンズが飼っていたのは第三世代のサバンナキャットだったようで、2匹を購入。驚くべきはその価格で、1匹目が4000ドル(約45万円)、2匹目が6000ドル(約67万円)もしたのだとか。
シモンズは「2匹目が第三世代の雄で、価格は6000ドルもしたんだ」と説明した。
.@BenSimmons25 gives an update on his health while continuing his recovery journey back to the court for the @Sixers. #MadeInPHILA pic.twitter.com/EqLF9Bfzlr
— UNINTERRUPTED (@uninterrupted) December 15, 2016
シモンズが昨年末に『UNINTERRUPTED』に投稿した自宅での動画には、サバンナキャットが映っている。見た目には大人しそうな猫なのだが、シモンズによれば「世話をするのは悪夢のようだった」そうだ。遠征の多いNBA選手で、まだ家庭を持っていないとなれば、購入するのは観葉植物くらいにしておく方が無難だろう。1万ドル(約110万円)の大金を支払って家族として迎え入れても、しっかり世話ができないのであれば意味はない。コート上とは違い、シモンズは判断を誤ったようだ。
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