写真=小永吉陽子
竹内譲次は40分強の出場で22得点13リバウンドと2つのゲームハイを記録
中国で開催されている『Atlas Challenge』グループリーグ3戦目。男子日本代表は16日、ベラルーシと対戦した。
この日のスタメンは田臥勇太、松井啓十郎、田中大貴、竹内譲次、ファイ・パプ月瑠。NBLファイナルを戦ったケガの影響で先の2試合を欠場していた辻直人、金丸晃輔がベンチ入りし、古川孝敏が休養となった。
日本代表はインサイドとアウトサイドのバランスの良い攻めを見せるも、サイズで勝るベラルーシを相手になかなかリードを奪えない。前半を30-34で折り返す。第3ピリオドは最大14点とビハインドが開くも、辻と田臥が3ポイントシュートを決めて、48-54の6点差で最終ピリオドに突入する。
第4ピリオドに入って得点ペースが落ちるも、終盤に日本が怒涛の反撃を見せる。残り3分38秒での9点差から追い上げ、最後の10秒で渡邊雄太、竹内譲がインサイドからの得点をしぶとく決めて71-71と追い付き、試合は延長へ。
しかし、日本の奮闘もここまで。辻、渡邊、竹内譲、松井、田中の5人を軸として戦った延長だが、それまでの運動量をキープできず5点しか奪えず。守備ではファウルが重なり14失点を喫した。結果、78-85で敗戦。
竹内譲が延長含め40分32秒の出場で、22得点13リバウンドと2つのゲームハイ。ケガ明けの辻は4本の3ポイントシュートを含む14得点を記録している。それでもトータルリバウンドでは36-46とベラルーシに10本の差を付けられ、竹内譲と渡邊の2人以外のリバウンド力が課題であることが浮き彫りとなった。
これで本大会での日本の成績は1勝2敗となった。
3戦目にして初出場となった辻は12本中4本の3ポイントシュートを決めた。
渡邊雄太は20分強の出場で6リバウンドを記録。及第点だが得点4は少々物足りない数字。