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今後も治療を続けるが、復帰時期は未定
セブンティシクサーズは、10月29日にドラフト1位新人のマーケル・フルツが右肩の負傷により無期限でチームを離れることを発表した。
フルツは右肩痛と、肩の筋の不均衡を抱えた状態で開幕からプレーし続けたが、その影響はシューティングフォームにも表れ始めていた。出場した4試合でフィールドゴール成功率33.3%、フリースロー成功率50%にまで落ち込む事態になり、球団が大事を取って離脱という判断を下した。
手術は今のところ不要とのことで、今後は理学療法による治療により回復を待つ。
シクサーズの新人は、以前からケガで長期離脱するケースが少なくない。直近では、2016年ドラフト全体1位で指名されたベン・シモンズが足の骨折で昨シーズンを全休。2014年ドラフト全体3位指名を受けたジョエル・エンビードもデビューまでに2年を要した。
フルツも無理を続けていれば、肩の状態がさらに悪化し、キャリアを左右する事態になっていたかもしれない。幸い、シクサーズは再建が本格化したばかり。フルツには数年後の中心選手として活躍するため、治療を優先して100%の状態で復帰してもらいたい。