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2021年にはコービーとダンカン、KGの殿堂入りが確実
2016年に引退したコービー・ブライアントは、バスケットボール殿堂入りの有資格者となる4年後の2021年にまず間違いなく殿堂りする。まだ4年後の話なのだが、本人はすでに檀上で自身を紹介するプレゼンター候補を2人に絞っていることを明かした。
『Nike』のイベントに出席した際、コービーは「自分のプレゼンターに指名するとしたら、候補は2人。マイケル・ジョーダンか、フィル・ジャクソンだね」とコメント。「彼ら2人は、アスリートとしての自分、一人の人間としての自分にとって、最も影響を与え、ことあるごとに助けてくれたメンターだから。彼らには感謝しかない」
幼少期からジョーダンにあこがれたコービーは、そのプレーを真似て自分のものにした。引退までにジョーダンに1回及ばなかったものの、NBA優勝を5回も達成。通算得点では歴代4位のジョーダン(3万2292得点)を抜き同3位(3万3643得点)という成績を残した。
ジャクソンはレイカーズの黄金期を支えた名将で、2000年からの3連覇、2009年からの2連覇に導く原動力となった指揮官だ。コービーは過去ジャクソンと衝突し、3連覇達成後の2004年には解任に追い込んだのだが、その1年後レイカーズのヘッドコーチに復職したジャクソンの指導により、さらなる高みに到達した。
果たして誰がコービーのプレゼンターを務めるのか、気になるところ。そしてコービーとともに、ティム・ダンカンとケビン・ガーネットの殿堂入りも確実視されるため、2021年の式典では、個性の違うレジェンド3人が、檀上で最高峰の栄誉を受けることになりそうだ。