ジェイレン・ブラウン

「ただ、効率の良いプレーをしようとしただけ」

118-102で勝利したラプターズとのクリスマスゲームで、セルティックスのジェイレン・ブラウンが、現役時代に球団を11度の優勝に導いたレジェンドのビル・ラッセル超えを果たした。

7本中5本の3ポイントシュートを含むフィールドゴール13本中10本成功の30得点6リバウンド4アシストで勝利に貢献したブラウンは、クリスマスゲームで30得点超えを記録した球団史上最年少選手(23歳)となった。これまでの記録は、1958年に24歳で成し遂げたラッセルだった。

ブラウンは「ただ、効率の良いプレーをしようとしただけ。それが目標だったからね。無駄なモーションは起こさずに、アグレッシブにプレーしつつ、すべてのシュートを決めようとした。クリスマスに勝ててうれしいし、個人的にはこの会場(スコシアバンク・アリーナ)で勝てたことがなかったから、うれしいよ」とコメントした。

4年目の今シーズンはキャリアハイの平均20.2得点7.0リバウンド2.4アシストを記録するなど、コート上でのパフォーマンスからも自信が伝わってくる。

自身の成長について、ブラウンは「より試合展開が見られて、もっと試合を理解できれば、選手としてレベルアップできる」と話す。「経験を積んで、タイミングを理解できるようになれば、試合がスローに見えるようになる。2年前と比べると、試合の見方も変わってきているよ」

「これからも継続して、試合に対する理解力を高めることが大事。試合展開を間違えずに読んで、正しいプレーをする。球団やコーチングスタッフからもっと信頼してもらえるようになれれば、次のレベルにたどり着ける」と、さらなる成長を誓っている。