Bリーグ第2節の『BEST of TOUGH SHOT Weekly TOP5 presented by G-SHOCK』が発表された。選出された5つの得点シーンを振り返る。
第5位 田中大貴(A東京vs新潟)
チェンジオブペースとクロスオーバードリブルを巧みに使った田中のドライビングレイアップ。ジャワッド・ウィリアムズのスクリーンでマークを離し、ゆっくりとドリブルを開始。ペリメーターのジャンプシュートと見せかけて、クロスオーバードリブルで一気に加速し、ヘルプにきたオースティン・ダフォーを抜き去ってレイアップを沈めた。
第4位 生原秀将(島根vs栃木)
ファウルをもらう技術とシュート力により生まれた生原のバスケット・カウント。竹内公輔のピックから、マークにつく渡邊翔太とヘルプディフェンスの距離を保ち、ステップバックしてシュートの態勢に入る生原。ここで渡邊を飛ばせてファウルを誘発し、ワンステップでシュートも沈めた。
第3位 馬場雄大(A東京vs新潟)
最早説明不要、馬場の日本人離れした身体能力から生まれたワンハンドダンク。ボールの行き先を読み、素早い反応でパスカットに成功した馬場。そのままドリブルで持ち上がり、ブースターも大興奮のダンクを叩き込んだ。また舌を出しながらのダンクが、往年のマイケル・ジョーダンを彷彿させる。
第2位 オースティン・ダフォー(A東京vs新潟)
延長戦、同点で迎えた残り6秒の場面。五十嵐圭とのピック&ポップでゴール正面の3ポイントラインでボールを受けたダフォーは、ズレを生み後手に回った竹内譲次をカウンターで抜き去りリングへアタック。ファウルができないA東京ディフェンダーを尻目に、残り2.5秒でレイアップを沈めた。このゴールが決勝点となり、A東京の開幕からの連勝を止めた。
第1位 佐藤公威(島根vs栃木)
第4クォーター残り22秒、2点ビハインドの場面で沈めた、佐藤の起死回生のジャンプシュート。島根はブレンダン・レーンがリングにアタックするも竹内公輔にコースをふさがれ、0度の3ポイントラインで待つ佐藤にボールを託す。ボールを受けた佐藤は3点をケアする遠藤祐亮をカウンターで抜き去り、ジャンプシュートを沈めた。このシュートでチームを延長戦に導き、勢いそのままに栃木を撃破した。島根のB1初勝利を生み出すきっかけとなった1本のシュートだった。