カワイ・レナード

「やっと優勝リングを受け取ることができる」

クリッパーズのカワイ・レナードがラプターズ退団後初めてトロントへ戻ってくる。

レナードは昨シーズンしかラプターズでプレーしていないが、トロントのファンに強烈な印象を残したと言える。2018-19シーズンのレナードはキャリアハイの平均26.6得点に加え、7.3リバウンド3.3アシストを記録。

シクサーズとの東カンファレンスセミファイナル第7戦では、歴史に残る劇的なブザービーターを決めてチームを勝利に導き、ウォリアーズとのNBAファイナルでもハイパフォーマンスを見せ、自身2度目となるファイナルMVPも獲得した。

古巣との対戦について『The Athletic』の取材を受けたレナードは、「まずはやるべきプレーをしてゲームに勝つことだけを考える。ただ、やっと優勝リングを受け取ることができるね」とコメントした。

クリッパーズはすでにホームでラプターズで対戦している。この試合でレナードは12得点11リバウンド9アシストとトリプルダブル級の数字は残したが、フィールドゴールは11本中2本しか決められず、ターンオーバーもキャリアワーストの9回を記録するなど、今シーズンで最も生産性の低いゲームだったと自身も振り返っている。

レギュラーシーズンでクリッパーズとラプターズが対戦するのは今回が最後。レナードのパフォーマンスとともに、トロントのファンがどのようにレナードを迎えるかにも注目だ。