カイル・クーズマ

10試合を終えて8勝2敗、開幕ダッシュに成功

ラプターズに敗れて連勝が7で止まったレイカーズだったが、敵地でのサンズ戦ではオフェンスで打ち勝ち、123-115で勝利を収めた。

勝負を決めたのは、レブロン・ジェームズとカイル・クーズマ。111-113で迎えた第4クォーター残り3分12秒、レブロンが左コーナーから3ポイントシュートを決めて逆転すると、クーズマも114-113で迎えた残り2分12秒から2本続けてロングシュートを成功させ、サンズにトドメを刺した。

シーズンハイの23得点を記録したクーズマは「自分のプレーをしないといけない。自分を信じてくれるチームメートもいる。自分たちは、お互いのことを信じていて、支え合っているんだ」と試合後にコメント。

レブロンは19得点7リバウンド11アシスト、アンソニー・デイビスも24得点12リバウンドで勝利に貢献した。肩の負傷を抱えながらもプレーを続けているデイビスは、明日ホームで行なわれるウォリアーズ戦に出場するか未定。

セカンドユニットとしてデイビスを支えるドワイト・ハワードは「今はそこまで無理する時期じゃない」と、デイビスを気遣う。「汚れ仕事は自分たちがやる。プレーオフで力を発揮してもらうためにも、彼には健康な状態を維持してもらいたいからね」

ふくらはぎの負傷で出遅れていた司令塔のラジョン・ロンドも復帰し、今シーズン初出場を果たした。ロンドは、ベンチから14分20秒のプレーで5得点6リバウンド7アシストを記録。レイカーズは、2009年以来最多となる39アシストというスタッツも残した。

シーズン前の時点ではチームケミストリーが不安視されたものの、開幕から10試合を終えて2010年以来最高の8勝2敗という戦績を残すなど、レイカーズは開幕ダッシュに成功した。