「じゃなきゃ、どうコントロールすればいい?」
クリッパーズはカワイ・レナードをケガを理由に欠場させながら、指揮官ドック・リバースが休養であることを明かしたため、NBAから5万ドル(約550万円)の罰金処分を受けた。レナードはプレーできる状態ではあっても過去にケガをしており、2日連続での試合を避けたいとチームや本人が願っても不思議ではない。むしろレギュラーシーズン序盤での無理はリスクでしかなく、リーグの姿勢が正しいのかどうか議論となっている。
この状況について意見を求められたレブロン・ジェームズは「ケガで試合に出るのが難しければプレーしない。そうじゃなければ出る。それがずっと変わらない自分のやり方だ」と語る。
「コンディションに問題がなければプレーする。それだけのシンプルな話だよ。来週には敵地でのサンズとホームのウォリアーズ戦があるけど、行ける状態なら行く。じゃなきゃ、どうコントロールすればいいんだろう? コーチと話すことになるんだろうが、キャブズ時代には出たい自分と休ませたいタロン・ルーとで何度話し合ったことか……」
「誰かの話じゃなく、これは自分の話」と、レナードに無用のプレッシャーを与えることなく自分のポリシーを語ったレブロン。34歳になったが、情熱はまだまだ衰えない。