「僕にはウルヴァリンの血が流れているみたい」
2年目の今シーズン開幕戦から38得点、39得点と活躍が続いたホークスのトレイ・ヤング。しかし彼は、10月下旬のヒート戦で右の足首をひねり、それから欠場を続けている。
コートに着地した際に足首をひねった映像だけを見ると、しばらく離脱する可能性も危惧された。しかし彼は、すでにチーム練習にフルで参加できるまでに回復している。11月4日の練習後、ヤングはチームトレーナーのチェルシー・レーンから、その驚異の回復力をアメコミの『X-Men』に登場するキャラクターに喩えられたと語った。
「僕には、ウルヴァリンの血が流れているみたいだよ。彼女も、僕がどうしてここまで早く回復したか分からない様子だった。ケガをした時の状況を考えたら、現状はクレージーだね。ただ、ここまで回復できたのも彼女の仕事のおかげだよ。それだけ称賛されて然るべきだと思う」と、トレーナーを称えた。
ヤングは、ケガをしてから足首のアイシングを欠かしていないものの、レーンの指示で周辺の筋力が落ちないようにハードな練習をこなしているという。「短期間での練習としては今までで一番キツいけど、おかげでコンディションは良いよ。復帰するにはトレーナーの意見を聞かないといけない。僕は試合を欠場するのが大嫌いなんだ。だから、復帰するためにやれることは何でもやっている」
まだ復帰時期は明らかになっていないが、この様子ならコートに戻って来る日はそう遠くないだろう。