辻「ちょっと賞金が少ないかな」とブラック?ジョーク
Bリーグ初の公式トーナメント戦となる『関東アーリーカップ』を来週に控え、Bリーグは記者会見を行った。お台場の特設会場には、Bリーガーの姿を一目見ようとたくさんの家族連れが訪れた。
登壇した大河正明チェアマンは「昨年のチャンピオンシップに出場した8チーム中5チームが登場し、ハイレベルな激戦が予想される」と特に『関東アーリーカップ』に注目してほしいと訴えた。また大河チェアマンは「Bリーグのチャンピオンシップ、プロ・アマ混合で日本一を争う天皇杯、それに次ぐ3大タイトルとしてアーリーカップを位置づけたい」と大会としての展望を語った。
会見には『関東アーリーカップ』に出場する田中大貴(アルバルク東京)、辻直人(川崎ブレイブサンダース)、広瀬健太(サンロッカーズ渋谷)、湊谷安玲久司朱(横浜ビー・コルセアーズ)の4名も登壇した。
田中が「代表の試合があったので合流したのは2、3日前なんですが、ヘッドコーチも新しくなり、新しいA東京のバスケットスタイルを少しでも見せることができれば」と語れば、そのA東京と対戦するSR渋谷の広瀬は「強豪揃いの関東アーリーカップで、開幕前に手の内を見せたくないという気持ちもありますが……」と正直な気持ちを打ち明けつつも「タイトルを取りに行けるよう一戦必勝で頑張ります」と意気込みを語った。
湊谷は「『関東を制する者はシーズンも制する』と思っていますので、優勝を目指して頑張ります」とアーリーカップですべて出し尽くす気概を見せた。
辻は賞金総額700万円について「ちょっと賞金が少ないかな」と、昨シーズンからプッシュしている『銭ゲバ』キャラ発言で会場の笑いを誘った。辻が所属する川崎は2日目からの登場で、A東京とSR渋谷の勝者との対戦になる。「渋谷さんとは昨シーズン11回くらい戦ったのでもういいかな」と発言。これを受け広瀬は目を細め無言で辻に視線を送っていた。
また今回の会見では大会を盛り上げる『劇団 HIGUCHI』、『BLUE TOKYO』、『Queen BEAT』がパフォーマンスを披露した。試合当日にはこれ以上にスペシャルなパフォーマンスを用意するとのこと。リーグ開幕前のプレシーズン大会ではあるが、タイトルを懸けたノックアウト方式の大会が盛り上がるのは必至だ。
『関東アーリーカップ』は9月1日(金)から3日(日)まで、船橋アリーナで開催される。
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