写真=Getty Images
Bリーグでは希少なバックコートを戦場とする外国籍選手
三遠ネオフェニックスは今日、カルティエ・マーティンの獲得を発表した。
アメリカ・テキサス州出身のマーティンは、201cm100kgのシューティングガード兼スモールフォワード。カンザス大学を卒業後トルコでキャリアをスタートさせた。
2009年にボブキャッツ(現ホーネッツ)でNBAデビューを果たすと、その後ウォリアーズやウィザーズなど計6チームを渡り歩き、合計で243試合に出場した。NBAでの通算成績は平均13.8分の出場で5.1得点を記録している。
マーティンはクラブの公式ホームページでこのようにコメントしている。「素晴らしい街、そして皆さんがバスケットを愛していると聞いています。勝利に貢献するために、準備はできています」
三遠はマーティンの獲得をもって、来シーズンを戦うロスターが揃ったことも発表した。
Bリーグでは高さの不利を補うために、センターやパワーフォワード系の外国籍選手を獲得することが多い。だが三遠には日本代表センターの太田敦也がいるため、今回のマーティンのようにバックコート寄りの選手を獲得できた強みがある。マーティンの獲得で、オン・ザ・コート数に合わせた戦い方のバリエーションが増えた三遠。2年目の飛躍に期待がかかる。