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20得点で勝利の立役者となったリビングストンが試合を振り返る

NBAファイナル第1戦は、ホームのウォリアーズが104-89で快勝し、まず1勝目を挙げた。プレーオフでの自己最多20得点の大活躍を見せ、不調のステファン・カリー、クレイ・トンプソンの穴を埋めたショーン・リビングストンは、試合後の会見でこう語っている。

「とにかくアグレッシブにプレーした。キャブズは、ピックアンドロール時のステフを徹底的にマークしていた。だから、僕らベンチがプレーを決めることでステフへのプレッシャーを軽くできる。彼にとっては、シュートが1本決まれば十分だからね。同じことはクレイにも言える」

この試合では11得点に終わったカリーは「何本かシュートを外して、リズムに乗れなかった」と振り返る。「だけど、今日はショーン(リビングストン)の活躍に助けられた。彼は自信を持ってシュートを決めていた。LB(リアンドロ・バルボウサ)もね。だからこそ僕たちは、ファイナルにいられるんだ」

キャブスのエース、レブロン・ジェームズも、この日のリビングストンの活躍には脱帽だったようだ。

「ベンチメンバーの合計得点で45-10と大きく差をつけられ、17回のターンオーバーから25点も取られてしまっては勝てないよ。ただ、試合を決めたのはショーン・リビングストンだね。ベンチから出てきて大きな流れをウォリアーズにもたらしたんだから」

中2日の休養を挟み、現地5日に第2戦が行われる。