フォーニエが称賛「ペイント内をコントロールできる」
FIBAワールドカップで銅メダルを獲得したフランスのセンターと言えば、NBAで2シーズン続けて年間最優秀守備選手賞に輝いたジャズのルディ・ゴベアを思い浮かべるだろう。だが今大会では、セルティックスに所属する控えセンターのビンセント・ポワティエも評価を上げた1人だ。
今大会で平均5.4得点、3.9リバウンドを記録したポワティエは、オーストラリアとの3位決定戦で21分プレーし、ベンチから8得点7リバウンドを記録して勝利に貢献した。
その能力については、フランス代表のチームメートで、NBAではベテランのエバン・フォーニエ、ニコラ・バトゥームも称賛するほど。オーストラリア戦後、フォーニエは「彼がブロックショットを決められて、ペイント内をコントロールできるセンターなのは間違いない。ボストンは良い選手を獲得したよ」とコメント。バトゥームも「彼のエネルギーはすごい」と、続いた。
「毎試合でルディにばかり頼るわけにもいかないから、彼の存在はとても大きかった。アンドリュー・ボーガットだろうと、アーロン・ベインズだろうと、彼は全く恐れていなかった。素晴らしかったね」
今年の7月にセルティックスと契約したポワティエは、リーガACBのバスコニアに所属した2018-19シーズンのユーロリーグで平均11.9得点、8.3リバウンド、1.1アシストを記録し、オールユーロリーグ・セカンドチームに選出された。
ワールドカップでのパフォーマンスを見る限り、チャンスさえ与えられればセルティックスでも戦力になるだろう。NBA1年目でどこまでやれるか、ポワティエの挑戦がまもなく始まる。