ドリュー・ホリデー

プロフェッショナルらしくない見た目が理由?

昨シーズンあたりから、NBAでは『ニンジャスタイル』と呼ばれるアイテムが一部の選手たちの間で流行になりつつあった。しかし、2019-20シーズンからは着用する選手の姿が見られなくなる、という噂がある。

セブンティシクサーズのマイク・スコットは、NBAとリーグ公式オンコートアパレルプロバイダーのナイキが、「プロフェッショナルらしくない見た目」という理由で『ニンジャスタイル』を禁止したと、Twitterに投稿した。

『ニンジャスタイル』は、ペリカンズのドリュー・ホリデー、クリッパーズのモントレズ・ハレル、キングスのディアロン・フォックスらがやっているもので、従来のヘッドバンドではなく、吸汗速乾素材で作られたハチマキ状のヘッドタイというナイキの商品を額に巻くスタイル。一般的には、バスケットボール選手よりも、プロテニスプレーヤーが巻いているアイテムという印象の方が強いかもしれない。

ヘッドバンドの進化版とも言える『ニンジャスタイル』は、コート上での新たなファッションになりつつあり、最近はレブロン・ジェームズも練習で『ニンジャスタイル』を披露していた。

従来のヘッドバンドは、かつてウィルト・チェンバレン、ビル・ウォルトン、アレン・アイバーソンのトレードマークとして流行したが、このところ着用する選手の数は減少傾向にある。

スコットが発信した内容がどこまで本当かは分からないとしても、コート上での流行は選手たちが作るもので、アパレルプロバイダーにとっての利益にもなる。プレーに支障がなく、ファンが真似をしても悪影響がないものなら、禁止にする必要はないはずだ。『ニンジャスタイル』禁止の真偽も含め、続報を待ちたい。