マリース・スペイツ

ハワードを含むベテランのワークアウトを実施へ

レイカーズは、左膝前十字靭帯断裂により2019-20シーズン全休が濃厚となったデマーカス・カズンズの代役候補を選定している。

その筆頭候補にはドワイト・ハワードが挙げられていると噂されたが、レイカーズは数人のベテランのコンディションを見定めるため、ワークアウトを実施する予定と『ESPN』が伝えた。

『ESPN』によれば、今週ロサンゼルスで予定されているワークアウトには、ハワード、ジョアキム・ノア、マリース・スペイツが参加するという。

ハワード、ノアはすでに候補として噂されていたが、スペイツの名前が挙がったのは今回が初めて。スペイツが最後にNBAでプレーしたのは、マジックに所属した2017-18シーズンで、52試合に出場し平均7.7得点、2.6リバウンド、3ポイントシュート成功率36.9%を記録した。同年マジックを率いたのは現レイカーズ指揮官のフランク・ボーゲルで、2人の間には繋がりがある。

2015年にウォリアーズの優勝に貢献したスペイツは昨シーズンは中国リーグの広州ロングライオンズでプレーした。クリッパーズに所属した2016-17シーズン、そしてマジックでプレーした17-18シーズンには年間80本以上の3ポイントシュート成功数を記録するなど、ストレッチ5としての実力は申し分ない。先発としての起用は考えにくいとしても、ベンチの層を厚くすることは可能だ。

また上記3選手に加えて、2017-18シーズンにウィザーズに所属したマーチン・ゴータットの名前も新たな候補として挙がっている。

カズンズの代役として誰にチャンスが与えられるのか、今後もレイカーズの動向から目が離せない。