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スパーズ、ジャズ、ウルブズら7チームが獲得に名乗り

今夏も大物選手たちがフリーエージェント市場を賑わすのは間違いないが、オールスター選手と同等、いやそれ以上の争奪戦が展開されそうな気配のベテラン選手がいる。

ウォリアーズからフリーエージェントとなるアンドレ・イグダーラだ。

『ESPN』によれば、イグダーラの獲得には、ティンバーウルブズ、スパーズ、クリッパーズ、ジャズ、セブンティシクサーズ、マジック、ネッツも関心を寄せているという。

守備に定評があり、シックスマンに転向してからはその万能性が最大限に生かされているイグダーラは、どのチームのシステムにもフィットすると言われている。もしドラフト当日のトレードでブルズからジミー・バトラーを獲得したウルブズが、イグダーラとの契約にも成功すれば、来シーズンのウルブズは西カンファレンスのダークホースに浮上するだろう。

『打倒ウォリアーズ』最有力と言われるスパーズ、あるいは若手を中心に伸び盛りのジャズに加わっても、激戦区の西カンファレンスが盛り上がるのは間違いない。

シクサーズ、マジック、ネッツは即優勝レベルにはいないものの、33歳のイグダーラが加われば、数年先が楽しみな若手のお手本となり、精神的な支えにもなれる。また、すべてが上手くハマれば、プレーオフ進出だって不可能ではなくなる。そのくらい強い影響力を持つ選手だからこそ、ウォリアーズを含む8チームでの争奪戦が展開される可能性があるということ。

2015年のファイナルMVPに輝いたイグダーラの決断に注目が集まる。