シェイ・ギルジャス・アレクサンダー

「自分がコートで効果的な仕事をした証拠」

NBAは2025-26シーズンの『クラッチ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(最優秀クラッチ選手賞)』を発表し、サンダーのシェイ・ギルジャス・アレクサンダー(SGA)を選出した。

今シーズンの試合終盤におけるSGAのパフォーマンスは圧巻だった。NBAが定義するクラッチタイム(残り5分以内、5点差以内)において、リーグ最多となる合計175得点を記録。さらに彼がコートに立っているクラッチ状況下でのサンダーの得失点差は+93という驚異的な数値を叩き出している。

最終候補に残ったアンソニー・エドワーズ(ティンバーウルブズ)やジャマール・マレー(ナゲッツ)も異次元の勝負強さを見せたが、サンダーを西の頂点へと押し上げ続けたSGAの安定感は、全30チームのヘッドコーチや100人の投票記者たちの心をもつかんだようだ。

ディアロン・フォックス、ステフィン・カリー、ジェイレン・ブランソンに続く史上4人目の受賞となったSGAだが、今回の受賞は現在進行中のアワードラッシュにおける序章に過ぎない。昨シーズンのMVPであり、サンダーを優勝に導きファイナルMVPも手にしたSGAは2年連続のシーズンMVP受賞に向けて、ルカ・ドンチッチらと共に最終候補に残っており、現地の下馬評では本命とされている。

SGAはこの賞が創設されて以来、常に有力候補だった。昨シーズンは3位、2024年は8位、2023年は7位に入っている。今回の受賞に際し、SGAは「何よりも勝つことを大切にしている。この賞を獲れたことは、自分がコートで効果的な仕事をした証拠だ」と、エースの矜持を語った。

果たしてSGAは、何冠を手にして今シーズンを終えるのか。サンダーの『ミスター・クラッチ』から目が離せない。