初戦で格下のマリに勝利して勢いに乗れるか

9月4日から13日にかけて、ドイツのベルリンで開催される『FIBA女子ワールドカップ2026』の組み分け抽選会が現地時間4月21日に行われた。参加16チームを各4チームずつの4グループに分け、決勝トーナメント進出をかけた予選リーグを戦うが、今回の抽選により日本は開催国のドイツ、スペイン、マリと同じグループAに入った。

【組み合わせ抽選会結果】
グループA:日本(10位)、スペイン(6位)、ドイツ(11位)、マリ(18位)
グループB:ハンガリー(19位)、韓国(15位)、ナイジェリア(8位)、フランス(2位)
グループC:ベルギー(5位)、オーストラリア(3位)、プエルトリコ(13位)、トルコ(16位)
グループD:アメリカ(1位)、チェコ(17位)、イタリア(14位)、中国(4位)
※カッコ内の順位はFIBAランキング

今回の抽選会は、FIBAランキングやこれまでの実績を元に4つのシードグループに分けられた。

シード1:ドイツ、アメリカ、フランス、オーストラリア
シード2:中国、ベルギー、スペイン、ナイジェリア
シード3:日本、プエルトリコ、イタリア、韓国
シード4:トルコ、チェコ、マリ、ハンガリー

また、以下の条件が設定されている。

・1グループにつき、ヨーロッパは最大2チーム
・1グループにつき、アフリカ、アメリカ大陸、アジア/オセアニアは最大1チーム
・開催国のドイツはグループAに入る。

日本が入ったグループAのシード1は、ホームコードアドバンテージがあるとはいえシード内で最も実績が劣るドイツと一緒になった。シード2では現在、最も実力があるベルギーを回避。シード4では、ヨーロッパ勢を避けられたことで最も実績下位のマリとなった。もちろん勝利を簡単に奪うことができる相手は一つもないが、絶対女王のアメリカや、シード1に入った国と遜色ない強さのベルギーとは違うグループに入るなど悪くない組み合わせとなった。

今大会は各グループの1位が決勝トーナメントのベスト8からの登場、2位と3位がベスト8進出を決める戦いへと駒を進める。日本の対戦スケジュールはすでに発表されており、日本時間9月4日にマリと初戦を戦い、5日にドイツ、7日にスペインと対戦する。

グループリーグの中で最もFIBAランキングが低いマリと初戦でいきなり当たることになり、ここで勝てばグループリーグ突破へ勢いが付くが、逆に敗れると一気に崖っぷちに立たされる。日本は昨夏のアジアカップ、3月のワールドカップ予選トーナメントともスロースタートで本来のプレーができずに苦しんだ。しかし、今回も同じ轍を踏んでしまうと、早々に大会を敗退する可能性も大いにある。だからこそ、ワールドカップではしっかりと、日本のやりたい『ペース&スペース』の高速バスケを初戦から展開することが望まれる