
試合は欠場も、トリビュート映像に涙をこらえる
トレイ・ヤングのトレードが決まってから1カ月半が経過した。右膝を痛めている彼は今年に入ってからプレーしておらず、勝つ意味のないウィザーズに移籍したことで復帰を急ぐ理由もなくなった。移籍後、初めてアトランタに戻っての試合に帯同したが、彼がプレーすることはなかった。
現地2月24日のホークスvsウィザーズ戦の前に会見を行ったトレイは、「移籍してからずっと、今日のこの試合のことを考えていた。今日の試合に出場できないことの唯一の利点は、プレーに集中する必要がないから感情を全部出しきれることかもしれない」と語った。
試合が始まり、ドラフトからこれまで『チームの顔』としてホークスを引っ張った場面をまとめたトリビュート映像がアリーナの大型ビジョンに流されると、トレイは涙をこらえながらアトランタのファンからの拍手に手を振った。
「娘はここで生まれたし、息子もここの学校に通った。息子を学校に送り迎えするような『普段の父親』の思い出をここで過ごせたことは一生忘れないよ。妻ともここで過ごした素晴らしい思い出のことをよく話している」とトレイは言う。
「僕がこの街に残したものが『愛』であったらうれしい。この街へ、ホークスのみんなへの純粋な愛だ。メディアの人たちとは時には意見が対立したけど、それでも最後にはいつも愛があった。僕がずっと休日になると地域の活動に参加してきたのは、この街で過ごすのが大好きだったからだ。その思いが今後も僕とこの街を繋ぐものであってほしい」
「トレードで一番辛いのは『もう自分は必要とされていないんじゃないか』と感じてしまうことだ。不公平だと感じるけど、人生は別に公平ではないし、与えられた状況で何をするかだ。今シーズンは僕もKP(クリスタプス・ポルジンギス)も健康ではなく、もっとやれたことはあったかもしれないけど、それも過去のことだ。すべては神の思し召しであり、僕はこれから新しいチームで成功を収められると信じている」
この試合で戦線復帰する可能性はあったが、それは果たせなかった。「もうかなり状態は良いんだ。何とかしてこの試合に間に合わせたかったんだけど、それは神の計画に入っていなかったらしい」と彼は言った。
「これまでのところリハビリは順調だから、計画通りに進めていく。今回は残念だけど、ここでプレーする機会はこの先に何度でもあるよ」
Standing ovation in Atlanta for Ice Trae ❄️❤️ pic.twitter.com/tRSrZmBxoK
— Atlanta Hawks (@ATLHawks) February 25, 2026