ワールドカップ出場を辞退し、新シーズンに勝負
レイカーズへの移籍を決めたアンソニー・デイビスは、2020-21シーズンのプレーヤーオプションを保持している。2900万ドル(約31億円)の大きな契約だが、これを破棄すれば、2020年の夏にフリーエージェントになることができる。
レイカーズとしては、ヤングコアを解体してまで獲得したデイビスがたった1年で去ることになれば、ダメージは計り知れない。ただ、デイビス自身は『ESPN』とのインタビューに対して、この1年でレイカーズの一員としてNBAの頂点に立つことしか考えていないと語った。
「今は、来シーズンのことしか考えていない。レイカーズに加わったのだから、最高のシーズンにしたい。その先のことに考えが向くのは来年の夏、もしくは6月中旬くらいかな。優勝パレードをした後に数日考える。それからなら話ができるよ。でも、それまでは来シーズンの優勝のためにチームに貢献したい」
デイビスとレイカーズは相思相愛、1年後には再契約すると見られているが、将来が予見できないのがNBAだ。ただデイビスの言葉に嘘はなく、彼はレブロン・ジェームズとともにプレーして優勝することだけを考えている。そのため今夏に中国で開催されるワールドカップ出場も辞退し、来シーズンに向けた調整に時間を費やす。
デイビスは新たな環境に身を置いてモチベーションに不足はない。新シーズンに向けた準備に余念はなく、万全の状態で秋の開幕を迎えられそうだ。
Day one of many. Let the AD Era begin. pic.twitter.com/6ZquMO8y8V
— Los Angeles Lakers (@Lakers) 2019年7月14日