
試合で選手着用のシャツはチャリティオークションへ
デンマークのスポーツブランドhummel(ヒュンメル)は9月12日に、Bリーグの名古屋ダイヤモンドドルフィンズとホームタウンエリアの聴覚障がい者支援に繋げる手話シャツを販売することを発表した。
ヒュンメルは、名古屋Dが行う社会貢献プロジェクト『ドルフィンズスマイル』の活動の一環として手話シャツを販売する。手話シャツのデザインのベースは、デフスポーツでは音に頼れない選手の合図として用いられる旗がイメージされている。スポーツの応援でも使われるフラッグは、気持ちをひとつにまとめるツールでもあり、今回ヒュンメルが掲げる『心の旗を振ろう』をテーマに、旗が揺らめき、心が解き放たれるようなイメージで仕上げられている。
11月2日に開催されるヒュンメルの冠試合では、名古屋Dの選手がウォーミングアップ時などに手話シャツを着用することも決まっている。試合日に選手が着用したシャツはオークションを実施し、商品販売の売上の一部とオークションの売上のすべてを合わせ、聴覚障がい者支援として愛知県名古屋聾学校へ寄付が予定されている。
ヒュンメルは2022-23シーズンから名古屋Dのトップパートナーを務め、ドルフィンズスマイルの連携協定にもサインをしている。アリーナ周辺の清掃活動になる『プロギング』や小学生と選手が交流する運動会、ディスレクシア協会名古屋・社会福祉法人名古屋ライトハウス情報文化センターへの寄付に繋げた点字シャツの取り組みなどを共に実施するなど、SDGsを推進する取り組みを重ねてきたスポーツブランドだ。
