バスケットボール日本代表

脇真大がゲームウィナーを含む27得点の活躍

チャイニーズ・タイペイで開催されている『第44回ウィリアム・ジョーンズカップ』を戦う男子日本代表は第2戦となったカタール戦を86-84で制し、今大会初白星を獲得した。

日本は前半を6点ビハインドで終えたが、第3クォーターには的を絞らせないオフェンスで逆転に成功する。だが、カタールの粘り強いバスケットに手を焼き、延長に持ち込まれた。それでも、オーバータイムは根本大とウィリアムスショーン莉音が確実にフリースローを決めると、この試合で27得点10リバウンドのダブル・ダブルと活躍した脇真大が2本のフィールドゴールを成功させ、チームを勝利に導いた。

日本は3ポイントシュートの精度に苦しみ、カタールには45.8%と高確率で決められたが、オフェンスリバウンドとスティールで上回ったことでポゼッションバトルを制し、フリースローを着実に積み重ねたことで接戦を制した。これで通算成績を1勝1敗とした日本は、7月14日に横浜ビー・コルセアーズに所属するキーファー・ラベナを擁するフィリピンと対戦する。