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『ホームアドバンテージ』を生かし(?)勝ち抜けに王手
東カンファレンス1位のセルティックスはシリーズ初戦からブルズに連敗を喫する不安なスタートを切ったが、敵地での第3戦から3連勝で王手をかけた。今シリーズにおいてホームで待望の初勝利を挙げた4月26日の試合後、ブルズ側から出た苦情が話題になっている。
『Chicago Tribune』記者のK.C.・ジョンソンによれば、試合後ドウェイン・ウェイドがシャワールームの蛇口からお湯が出ないことを伝えたという。3連敗を喫したブルズからすれば、汗とともに悔しさをも綺麗さっぱり洗い流したいところ。それなのに冷水を浴びるか、ホテルに戻るまで我慢するかの二択を迫られたということだ。
ホームで連敗を喫し、負ければ王手をかけられる状況。このタイミングでビジターチームのロッカールームにだけ不具合が起こるのは不自然と言わざるを得ない。
NBAの場合、敵チームの不快感を故意に煽るような『仕掛け』を行なうケースは少なくないと言われている。次の第6戦はブルズの本拠地ユナイテッド・センターで行なわれる。ブルズにとっては負ければシーズン終了となるだけに、チームをサポートするため、アリーナスタッフ総出でセルティックスに対する何らかの『仕掛け』を考えているかもしれない。
本来であれば決着はコートの上でつけるものだが、勝つことで得るもの、負けることで失うものが大きいポストシーズンだけに、綺麗事だけでは片付けられないとしても無理はない。