小栗瑛哉(写真左)、熊谷航(写真中央)、ガディアガ モハマド アルバシール(写真右)

3選手は秋田でプレーしたことに感謝の気持ちを伝える

秋田ノーザンハピネッツは5月30日、熊谷航小栗瑛哉ガディアガ モハマド アルバシールの退団を発表した。

大分県出身、現在29歳の熊谷は173cm70kgのポイントガード。大東文化大4年次在学中の2018年にシーホース三河に特別指定選手として加入し、2019-20シーズンには新人賞ベスト5を受賞。2021-22シーズンに移籍した信州ではメインのポイントガードとしてプレーし、2023-24シーズンに秋田に移籍した。秋田でもエースガードとしてチームを牽引し、今シーズンは60試合全試合に出場し、チームハイの4.2アシストを記録。

岡山県出身、現在24歳の小栗は174cm75kgのポイントガード。2022-23シーズンに練習生として加わり、金沢武士団で経験を重ね、2023年の3月に特別指定選手として秋田に戻ってきた。在籍した3シーズンでは徐々にプレータイムを勝ち取り、今シーズンは55試合に出場してそのうちの11試合で先発出場をするなど成長の兆しが見えていた。

チャイニーズタイペイ出身、現在29歳のガディアガは189cm92kgのシューティングガード兼スモールフォワード。台湾T1リーグのニュータイペイCTBC DEAでは2年連続のMVPに輝き、代表にも選出されるなど輝かしい実績を引っ提げて秋田に加入。Bリーグ初挑戦となった今シーズンはアジア特別枠として58試合に出場し、平均出場時間22.00分、10.0得点、2.8リバウンド、1.6アシストを記録していた。

3人はクラブを通じて「毎試合、力が湧き上がるような雰囲気をつくってくれた皆さんがいなければ、ここまで素晴らしい経験はできなかったです」(熊谷)、「秋田で成長する機会を与えていただいたことに心から感謝してます。本当に寂しいですが、新たな挑戦をしてきます」(小栗)、「移籍することとなりましたが、私の心の一部はこれからもずっと秋田にあります」(ガディアガ)とそれぞれ感謝を込めたコメントを残している。