クラブは再建の道を辿ることに

島根スサノオマジックは5月16日、津山尚大エヴァンス ルークワイリー 光希 スカイ、3選手との契約満了を発表した。

沖縄県出身、現在29歳の津山は180cm85kgのポイントガード。福岡大学附属大濠在学中に当時のアーリーエントリー制度を利用して琉球ゴールデンキングスに加入。その後、海外挑戦をするなど活躍の場を求めてアルバルク東京、三遠ネオフェニックスと渡り歩き、2022-23シーズンから島根に加入していた。今シーズンは先発出場の機会も増え、平均27.59分のプレータイムで、8.1得点、3.0アシストをマーク。チャンピオンシップでは平均32.45分のプレータイムで、14.5得点と大舞台での強さを発揮していた。

アメリカ出身、現在33歳のエヴァンスは203cm100kgのパワーフォワード。カリフォルニア・バプティスト大を経て2014-15シーズンに来日し、レノヴァ鹿児島に加入、その後、数々のクラブを渡り歩き2021年1月には日本国籍を取得。島根には2024-25シーズンから加入していた。今シーズンは58試合に出場し、平均28.25分のプレータイムで10.0得点、6.5リバウンド、1.8アシストを記録した。

千葉県出身、現在25歳のワイリーは190cm84kgのシューティングガード。ローズカレッジ大を卒業後、2023-24シーズンから島根に加入していた。今シーズンは46試合に出場、平均5.44分のプレータイムで、1.2得点、0.9リバウンドを記録していた。

津山はクラブを通じて以下の通りコメントをしている。「3シーズン、島根スサノオマジックでプレーさせていただき感謝しています。たくさんの大声援を送っていただきありがとうございました」また、エヴァンスは「一年を通して私と家族をご支援くださり、島根を地元と同じように感じさせてくれたことをありがたく思っています」と語った。

津山とエヴァンスは移籍先が決定しているため、自由交渉選手リストには公示されず、後日移籍先クラブより発表される予定で、ワイリーは同日、自由交渉選手リストに公示された。