
28勝24敗、中地区5位でのヘッドコーチ交代を決断
サンロッカーズ渋谷は4月15日、ルカ・パヴィチェヴィッチヘッドコーチを解任し、同日付でカイル・ベイリーアシスタントコーチが新ヘッドコーチに就任したことを発表した。
パヴィチェヴィッチはモンテネグロ出身の56歳。U-20セルビア代表監督やモンテネグロ代表ヘッドコーチ、日本代表暫定ヘッドコーチを経て、2017-18シーズンにアルバルク東京のヘッドコーチに就任し、2018-19シーズンにはチャンピオンシップ制覇を果たした。2023-24シーズンにSR渋谷のヘッドコーチに就任。2年目の今シーズンここまで28勝24敗、中地区5位でワイルドカード争いでは4位と、チャンピオンシップ進出に厳しい状況に追い込まれていた。
ベイリーはアメリカ出身の43歳。2017-18シーズンにSR渋谷のアシスタントコーチでBリーグのキャリアがスタート。2022-23シーズンに群馬クレインサンダーズでアシスタントコーチを経て、翌シーズンSR渋谷に戻ってきた。
ベイリーはクラブを通して以下のコメントをしている。「コーチルカには昨シーズンから情熱的なリーダーシップでチームを牽引してもらったこと、そして私をコーチとして、また1人の人間として成長させてくれたことに感謝いたします。今回、このような素晴らしいチャンスをいただきワクワクしていますし、とても感謝しています。皆さんと共に戦えることを、心から楽しみにしております」
また、神田康範代表取締役社長はクラブを通して「パヴィチェヴィッチ氏は、チームの変革期においてその豊富な経験と戦略眼でサンロッカーズ渋谷を新たなステージへ導いてくださいました。すべての貢献に、心より敬意と感謝を申し上げます」とパヴィチェヴィッチに敬意の言葉を述べた。
そして、ベイリーについては「長年クラブに在籍してきた経験から、広い視野でクラブ全体を見渡すことのできる非常に優れた人材だと感じております。ベイリー氏と共に、新たなクラブの歴史を築いていけることを、心から楽しみにしております」とコメントしている。