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プレーオフ直前の状態悪化はキャブズにとって最悪のシナリオ

キャバリアーズ指揮官のティロン・ルーは、東カンファレンス1位通過が確定すれば、レギュラーシーズンの残り試合でレブロン・ジェームズとカイリー・アービングに休養を与えることを明言している。

そのキャブズは4月6日に本拠地クイックン・ローンズ・アリーナでホークスと対戦したのだが、主力を温存した相手に100-114で敗戦。これにより2位セルティックスとのゲーム差は1へと縮まってしまった。

敗戦よりも厄介な問題も浮上した。ホークス戦で33分出場し18得点を記録したアービングが、以前手術を受けた左ヒザの状態が悪化していると明かしたのだ。

試合後、アービングは「ヒザの状態が良くない。昨日は特に酷かった」とコメント。こうなると1位確定を待たずにアービングを休ませることになるだろうが、古傷だけにプレーオフまで影響を及ぼす可能性も否定できない。

3月に入りディフェンスに大きな綻びが見つかりスランプに陥ったものの、セルティックスとの天王山を制して東の首位に返り咲くなど、カンファレンス内では敵なしという印象を与えていたキャブズ。だが、チーム状態が決して良くない中、レブロンとアービングが奮闘したことで、今回の問題に発展してしまったのかもしれない。

一難去ってまた一難。2連覇までの道のりは、想像以上に険しい。