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五輪初出場のステフィン・カリー「どんな形でも金メダルを勝ち取りたい」

パリ五輪に向けてアメリカ代表がカナダ代表との強化試合を実施し、ディフェンス力で差を見せたアメリカ代表が86-72で勝利した。

アメリカ代表はレブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、ドリュー・ホリデー、デビン・ブッカー、ジョエル・エンビード。カナダ代表はシェイ・ギルジャス・アレクサンダー、ジャマール・マレー、RJ・バレット、ディロン・ブルックス、ドワイト・パウエルとNBAのスター選手が集う先発メンバーで始まった一戦は序盤、カナダが11-1のランに成功するなど第1クォーターで21-14とリードを奪う。

しかし、アメリカ代表は第2クォーターに盛り返し、41-33と逆転に成功して前半を終える。後半に入ってもアメリカ代表はカナダ代表のフィールドゴール成功率を33.7%に抑えたディフェンスで主導権をキープしてそのまま逃げ切った。

試合後のコートインタビューで、レブロンは「チームが集まって4日しか経っていない。オフェンスのターンオーバーなどは改善できるだろう。ただ、何事もディフェンスから始まる。ディフェンスが良ければ、すべての試合で勝てる大きなチャンスが生まれる」と振り返る。レブロンと並んで取材を受けたカリーも、「今日のような守備ができれば、どんな相手に対しても問題ないよ」と、守備の大切さを強調した。

そして今回、初の五輪となるカリーは、「どんな形でも金メダルを勝ち取りたい。スタッツとか、何分プレーするとかは関係ないとみんなで話している」と、彼がまだ勝ち取っていない唯一の勲章といえる五輪金メダルへの思いを語っている。

この試合、一番のハイライトとなったのは第3クォーター、速攻からカリーのロブパスを受けてレブロンが叩き込んだ豪快なアリウープダンクだった。レブロンは、次のようにカリーと一緒に戦えることへの喜びを語る。「僕たちはバスケットボールをプレーすることを愛している。(アリウープは)この喜びを2人でシェアしようとしたんだ。僕たちはハイレベルでプレーしているけど、それ以上に重要なのは試合を正しく愛することだ」

誰もが予想した通り、アメリカ代表は個の能力で圧倒的な強さを披露した。そしてレブロン、カリーがともに言及したように、オフェンスの連携がうまくいかなくてもチーム全員が集中力高くディフェンスを継続できれば、金メダルはほぼ間違いないことを示す一戦となった。