スラムダンク奨学生として渡米した経験の持ち主

青森ワッツは5月30日、鍵冨太雅と2024-25シーズンの選手契約が合意に至ったことを発表した。

東京都出身、現在25歳の鍵冨は195cm、89kgのシューティングガード。福大大濠高校に在学時は、上級生の津山尚大や牧隼利、同級生の西田優大らとともにインターハイ優勝やウインターカップ準優勝を経験。2017年にはU19日本代表として八村塁やシェーファーアヴィ幸樹と共にU19ワールドカップにも出場した。

高校卒業後はスラムダンク奨学金で渡米しセントトーマスモアスクールを経てボウドイン大学に留学。大学卒業後の2022年に茨城ロボッツでプロキャリアをスタートさせ、ファインティングイーグルス名古屋へ移籍した今シーズンは30試合に出場し、平均6.24分のプレータイムで1.1得点、0.9リバウンドを記録した。

鍵冨はクラブを通して以下のコメントをしている。「皆さんの前でプレーするのが楽しみです!B2優勝目指して頑張ります!」

また北谷稔行ゼネラルマネージャーは「年代別代表や茨城とFE名古屋で素晴らしい経験を積んだ鍵冨選手の加入を大変嬉しく思います。サイズもあり、どのポジションもこなせる鍵冨選手は、大変心強く、新しい仲間と共にこの青森を盛り上げ、更なる飛躍を期待したいと思います」とコメントしている。