川崎が目指すバスケとギンズブルグ氏の考えが合致

川崎ブレイブサンダースは5月24日、2024-25シーズンのヘッドコーチにロネン・ギンズブルグ氏が就任したことを発表した。

イスラエル出身、現在61歳のギンズブルグ氏は元プロバスケットボール選手で、引退後はイスラエルのバスケットボールプレミアリーグで監督を務め、その後チェコやウクライナを渡り歩いた。また、2013年から2023年までチェコ代表の監督を務めた。ディフェンスを重んじ、速いペースのオフェンスを得意とする個に頼らないチームバスケットを展開するギンズブルグ氏の考えと川崎ブレイブサンダースの目指すバスケットが合致し、今回のオファーに至ったという。

ギンズブルグ氏はクラブを通して以下のコメントしている。「私が川崎ブレイブサンダースに決めた理由はこのクラブが成功への野心に満ちていると思ったからです。クラブとして素晴らしい歴史を持ち、野心的な経営陣・マネジメントがより高い目標を目指す、とても組織化されたクラブと出会うことができました。ヨーロッパで体験した数々の成功を経て、日本で新たにチームを作り、また最高のステージへ導いて行くということは私にとっても挑戦です。私が最も重んじていることは、すべての選手とチームメンバー全員が、100パーセント全力を尽くすということです。それもクラブを成功させるために。我々はオフェンスでもディフェンスでもハイスピードに仕掛け、魅力的なバスケットボールを展開し、すべての選手がクラブのため、勝利のために全力を尽くすことを誓います」