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負担増が予想されるも「休養は引退してからで構わない」
連覇を狙うキャバリアーズに再び激震が走った。ビッグ3の一角を担うケビン・ラブが2月14日に左ヒザ手術を受け、最低でも6週間の戦線離脱になることが発表されたのだ。JR・スミスの復帰も4月の予定で、レギュラーシーズン後半戦を現在のメンバーで乗り切らなければならない。
今シーズンは現時点でリーグ2位の1試合平均37.6分の出場時間を記録しているレブロン・ジェームズは、ラブ離脱にも動じず、今後の出場時間増を覚悟している。
『ESPN』の取材に対しレブロンは「休養は引退してからで構わない」と返答。「ケブ(ラブの愛称)がしばらく出られないし、JRもチームを離れている。でも、自分がラインナップに顔を連ねている以上、どのチームが相手でも勝てる。何も心配していない」
ラブ離脱中のステップアップが必要かを聞かれても、ジェームズは「今まで『ステップダウン』したことなんて一度もない」と答えている。
指揮官ティロン・ルーのプランでは、ジェームズの出場時間は平均32分程度に抑えるはずだった。しかし、相次ぐ主力の負傷離脱に伴い、必然的にジェームズの出場時間は伸びている。
幸い、ジェームズが希望してきたプレーメーカーの補強には、デリック・ウィリアムズと10日間契約を結んだ。2011年ドラフト全体2位でティンバーウルブズから指名を受けたウィリアムズの能力は申し分なく、ジェームズも「長くキャブズでプレーしてもらいたい」と期待を寄せている。
主力が戻るまでの期間をどう戦うか、キャブスにとっては正念場となる。
10日間契約を結んだデリック・ウィリアムズ。JR・スミスに続き、ラブも戦線離脱したキャブズの救世主になれるかどうかに注目が集まる。