来シーズンからロゴ入りジャージーがお目見え
NBAが来シーズンから3シーズン限定で試験導入を決めたジャージー・スポンサーシップ。ファンの間では賛否両論ある試みだが、すでにセブンティシクサーズ、キングス、セルティックス、ネッツの4チームがスポンサー契約を締結した。
直近ではネッツがニューヨークを拠点とするソフトウェア開発会社『Infor』とのスポンサー契約を発表。
NEWS: We're looking forward to the future, and we're proud that @Infor will be a part of it. pic.twitter.com/EAUgekqz2e
— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) February 8, 2017
ジャージーに企業ロゴを入れるだけでなく、同社は選手パフォーマンス改善に繋がるデータをチームに提供するという。
セルティックスは産業機械系会社のゼネラル・エレクトリック(GE)との提携を発表。ネッツと同じく試合に関連するデータを分析し、チームに提供する契約のようだ。
As our exclusive Data & Analytics Partner, @generalelectric will be woven into the fabric of the Boston #Celtics pic.twitter.com/i1IOHf7rtV
— Boston Celtics (@celtics) January 25, 2017
ジャージー・スポンサー契約が認められてから真っ先にアクションを起こしたのはシクサーズ。米国内最大手のチケット販売業者『StubHub』との契約を昨年5月に発表した。2番目に早くジャージー・スポンサー契約を発表したのはキングスで、昨年10月、サクラメントに拠点を置くアーモンドを使った食品会社『Blue Diamond』との契約を結んでいる。
契約内容は明かされていないが、『Forbes』によれば、シクサーズとキングスはそれぞれ3年総額1500万ドル(約17億円)程度の契約を結んだと見ている。
ネッツやセルティックスのようにチームパフォーマンスにとってプラスになる契約もあれば、キングスのようにホームコートに企業ロゴ、ホームアリーナの売店での商品販売という契約になるケースもある。異論は続出するだろうが、各チームの特色が出る試みとも言えるだけに、残る26チームがどういった業種と提携をするのか今後の展開に注目したい。