ダーク・ノビツキー

写真=Getty Images

現役続行の判断は「シーズンのラスト数週間の時点で」

2018-19シーズンを最後に現役を引退する可能性があるマーベリックスのダーク・ノビツキーが、去就について言及した。

今シーズンのノビツキーは、レギュラーシーズン中に一度しか対戦しない東カンファレンスのチームとの敵地での試合で、ファンから大歓声で出迎えられている。気になる去就については、チームオーナーのマーク・キューバンが「今シーズンでの引退が濃厚」との旨を発言したばかり。しかしノビツキー本人は、NBAオールスターゲームの前日、シーズン終盤かシーズン終了後に決めると語った。

ノビツキーは「ロードの試合でも、ファンのみんながたくさんの愛情を自分に向けてくれている。まだ今シーズンが最後になるとは発表していないんだけれどね」と、『引退前提』での歓迎ぶりに感謝する。

「シーズンのラスト数週間になった時点で身体の状態を確認したい。レベルアップを実感できていて、まだ楽しくプレーできているのなら、後日あらためて決断することになる。ファンのみんなが自分をスタンディングオベーションで歓迎してくれるのは感慨深い。20年前にドイツから来た自分が、敵地の会場でスタンディングオベーションで出迎えられるのだからね。感謝しているし、生涯忘れない」と続けた。

ノビツキーは、今シーズン終了後に引退するドウェイン・ウェイドとともに、NBAコミッショナーが設けた特別枠で今回のオールスターゲームに出場する。来シーズンも現役を続けるにしても、オールスターでは見納めになる可能性が高い。

「年を取ってもオールスターは色褪せないね。ここにいられるのは最高だ。あと一度だけ、この舞台を楽しませてもらうよ。間違いなく、僕にとって最後のオールスター。だから楽しませてもらっている。家族が集まり、友人も来てくれて、このお祭りを楽しんでいるよ」

ノビツキーは、前日のライジングスターズで、アメリカ以外の出身選手で構成されたワールドチームの名誉コーチを務めた。NBAサタデーでは、3ポイントコンテストに出場し、オールスターゲーム本戦にはチーム・ヤニスの一員として出場する。