安藤、ケイ、ビュフォードの『ビッグ3』が役割を全う
横浜ビー・コルセアーズvs島根スサノオマジックの第1戦は、チームオフェンスの精度で上回った島根が98-86で制した。
序盤からアウェーの島根の時間が続く。安藤誓哉が個で打開し3ポイントシュートを連続で沈めれば、キックアウトからフリーを作り、周りの選手も長距離砲を沈めていく。横浜BCも3ポイントに活路を見い出すが、島根と違ってディープスリーが多いなど、精度を欠いた。第1クォーター残り1分10秒、安藤との合わせからハッサン・マーティンの豪快なダンクが決まりリードを2桁に乗せた。
横浜BCは河村勇輝と森井健太を併用するツーガードシステムを起用。森井のゲームメーク力が生かされ、チームオフェンスから連続得点を挙げて反撃し、第2クォーター開始約2分には森井のタフな3ポイントシュートが決まり、4点差まで詰め寄った。しかし、ここで安藤が立ちふさがる。5連続得点を挙げて流れを切ると、さらにケイの3点プレーとなるバスケット・カウントをお膳立て。その後もペリン・ビュフォードとケイが中心となり得点を重ね、横浜BCのフリースローが11本中4本の成功に留まったことにも助けられ、14点リードで前半を終えた。
後半に入っても流れは島根のまま。ハンドラーとなったビュフォードは横浜BCのダブルチームを逆手に取り、オフェンス有利な状況を作り続けてアシストを連発。第3クォーター中盤にはバックビハインドパスフェイクで虚を突き、3点プレーとなるバスケット・カウントを獲得した。横浜BCは流れを変えるべくゾーンディフェンスを敷くも、ゾーンの弱点である3ポイントシュートを津山尚大に決められビハインドは20の大台を超えた。出血により安藤のプレータイムが抑えられ、終盤に点差を詰められたものの、最後までオフェンスの火力が落ちなかった島根がそのままセーフティリードを保って勝利した。
島根はビュフォードがあとアシスト1本でトリプル・ダブルとなる、29得点12リバウンド9アシストを記録。ケイが21得点9リバウンド3スティールで続き、安藤はプレータイムが23分弱ながら16得点5アシストを記録した。一方の横浜BCはジュロード・ユトフがチームハイの19得点を挙げ、河村も16得点を記録したが、島根のオフェンスを止められず、連勝とはならなかった。
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— B.LEAGUE(Bリーグ) (@B_LEAGUE) January 27, 2024