課題の得点力にテコ入れ、川上社長「攻撃の起点になってもらう」
11月29日、新潟アルビレックスBBは元京都ハンナリーズのステイシー・デイヴィスとの選手契約同意を発表した。
アメリカ出身のデイヴィスは198cm111kgのフォワードで、現在29歳。ペパーダイン大を経てプロキャリアをスタートさせ、2023-24シーズンに京都に加入。14試合に出場し、平均8.3得点、5.5リバウンドなどのスタッツを残していたが、新天地となるBリーグ、京都のバスケットに対するアジャストに苦戦し、11月20日に双方合意の上で契約解除が発表されていた。
現在B2東地区最下位に沈む新潟は、フィールドゴール成功率がB2で唯一40%を切っている。川上明代表取締役社長は緊急の課題を得点力不足の解消に定め、デイヴィスを獲得したと説明。「京都時代とは異なり、自らボールプッシュして相手のディフェンスを切り裂き、攻撃の起点になってもらう」とコメントしている。
デイヴィスの獲得に際し、クラブは同日、ジョシュ・ニューカークとの契約解除を発表した。インディアナ大出身のポイントガードは、今シーズンより新潟に加入。8試合に出場し、平均9.8得点、2.9アシストというスタッツを挙げていたが、川上社長は「膝や足首の怪我に悩まされ、思うようなパフォーマンスが出せずにいた」と説明している。