八村塁

9得点3リバウンドを記録したマーベリックス戦で負傷

レイカーズは八村塁が鼻骨骨折で戦線離脱したことを発表した。現地11月22日のマーベリックス戦で八村は鼻を骨折。第1クォーターの時点で八村はケガを負っていたようだが、第4クォーター残り8分までプレーを続けていた。この試合、八村は26分プレーして9得点3リバウンドを記録している。すでに手術を終えて、1週間後にあらためて評価を受ける。レイカーズはここから4試合連続で敵地での試合が続くが、八村はこの遠征に参加しない。

レイカーズで2年目のシーズンを迎えた八村は、先発出場こそ1試合のみだがセカンドユニットの得点源として、またチームに不足しがちな攻守のエネルギーをもたらす選手として重宝されている。脳震盪と診断されて11月上旬の4試合を欠場し、それでも復帰後に調子を上げて、直近の9試合では平均26.1分のプレータイムを得て13.0得点、4.1リバウンドと結果を残していた。

レイカーズはここまで9勝7敗。ジャレッド・バンダービルト、ゲイブ・ビンセント、キャメロン・レディッシュとロールプレーヤーにケガが相次ぐ状況で勝ち星を伸ばしているものの、これは大ベテランのエース、レブロン・ジェームズのフル回転あってこそ。レブロンはふくらはぎ、アンソニー・デイビスも左臀部に痛みを抱えており、チームは厳しい状況にある。レブロンをサポートして負担を軽減できる八村が、短期間であっても抜けることはレイカーズにとって痛手となる。