■ベストチーム
センター:ジャメール・マクリーン(熊本ヴォルターズ)
アーロン・ホワイトの欠場で出場時間が伸びたこともあり、前節に引き続きベストチーム入りを果たした。愛媛オレンジバイキング戦は、第1戦が18得点19リバウンド1アシスト1スティール1ブロック、第2戦が20得点14リバウンド1アシスト1スティールと活躍し、これで5試合連続ダブルダブル。リバウンドランキングでも1位となっている。ケガを負ったホワイトは手術を行っているため、今後もマクリーンの活躍が引き続き期待される。
パワーフォワード:ユージーン・フェルプス(愛媛オレンジバイキングス)
安定的な得点力とリバウンド力で、熊本との第2戦では接戦を制する立役者の1人となった。第1戦は25得点16リバウンド2アシスト2スティール1ブロック、第2戦は18得点9リバウンド1アシスト2ブロックと大活躍。得点とリバウンドで共にリーグ4位にランクインしている。今シーズンはフロントコートの選手が一新したが、その中でも変わらずにフェルプスらしいスタッツを残し続けている。
スモールフォワード:林 翔太郎(福島ファイヤーボンズ)
今節のファンタジーポイントランキングB2日本人1位を獲得。惜しくも連敗となったものの、青森ワッツとの第1戦は16得点4リバウンド5アシスト2スティール、第2戦は9得点9リバウンド2アシスト3ブロックとオールラウンドに活躍。開幕から先発起用で期待が大きかったが、第2戦の終盤に大ケガを負ってしまい、長期離脱が見込まれる。元気な姿で再びコートに戻ってくることを切に願っている。仲間やブースターが待っている。
シューティングガード:遠藤 善(新潟アルビレックスBB)
チームはまさかの開幕6連敗ながら、高橋克実らと奮闘を見せており、今節のライジングゼファー福岡戦は両日2桁得点を挙げた。特に第2戦は、直近4試合にわたって成功率が上がらなかった3ポイントシュートが6本中4本成功の17得点と復調を示した。外国籍選手の欠場や得点力不足が懸念されるチームにあって、遠藤をはじめとした日本人選手の得点は必要不可欠。今後も大きな期待がかかる。
ポイントガード:キーファー・ラベナ(滋賀レイクス)
前節までの3連敗中という悪い流れを断ち切るように、奈良バンビシャス戦はベンチスタートながら25分前後の出場時間で連勝に貢献した。第1戦は13得点4リバウンド6アシスト1スティール、第2戦は4得点2リバウンド7アシスト3スティールとオールラウンドにスタッツを残した。ジャスティン・バーレル、ブロック・モータムという強力なフィニッシャーがいる今シーズンはアシスト数も伸びており、現在リーグ3位につけている。ボール保持する機会が多いにもかかわらず2試合で1ターンオーバーはさすがと言える。
惜しくもベストチーム入りは逃したものの、ポジション別TOP5に選出された中から、注目選手をピックアップする。
ジョーダン・キャロライン(神戸ストークス・SF/PF)
開幕からスタッツを量産し続け、チームの開幕6連勝に大きく貢献している。山形ワイヴァンズとの第1戦は27得点11リバウンド5アシスト、第2戦は18得点10リバウンド5アシスト1スティールと両日ダブルダブルの活躍。開幕以降続いていた20得点オーバーは途切れたものの、得点ランキングは堂々の1位。得点のみならず仲間を生かしたアシストができるプレーメイク能力もあり、今後も対戦相手にとって厄介な存在となるだろう。
兒玉貴通(ライジングゼファーフクオカ・PG)
B2西地区2位と好調のチームを牽引する司令塔。新潟戦の第1戦は6得点2リバウンド6アシスト3スティール、第2戦は16得点1リバウンド6アシストとアシストが冴え渡り、連勝に貢献。主力に新加入が多いチームではあるが、外国籍選手に頼らず日本人選手もバランスよく得点をできるよう兒玉がコントロールしている印象だ。安定的な出場時間の中でスタッツを残す、Bライブ向きな選手と言える。
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