今シーズンからクラブの体制が大きく変化、『B.革新』に向けた準備

森山知広ヘッドコーチが指揮を執り、新体制で挑んだ昨シーズンはレギュラーシーズンを29勝31敗で終えたが、プレーオフで上位進出の越谷アルファーズを下すアップセットを達成。セミファイナルで敗れ、惜しくもB1昇格はならなかったものの、チームとして1シーズンの積み上げが徐々に形になっていた。このオフも大きく選手を入れ替えることはせず継続路線を辿ってきたことで、昨シーズン以上の結果は十分に見込める。新加入は帰化選手枠のカロンジ磯山パトリックと外国籍選手の2人のみ。ロスターに親しんだ名前が連なるが、今シーズンからクラブの体制が大きく変わり新鮮なシーズンの開幕となる。本拠地が神戸へ移転し、それに伴いチーム名とロゴが変更。2025年には1万人規模の新アリーナが完成予定で『B.革新』に向けた準備を着々と進めている。ポジティブな未来が迫ってきている今シーズンこそB1昇格を果たしたいところだ。

各ポジションにベテランと若手がバランス良くおり、チームケミストリーをいかに高められるかがポイントになる。外国籍選手以外にもインサイドプレーヤーが2人いることで安定的な試合運びが期待できる。昨シーズンはペイント内やフリースローでの得点割合が高かったので、今シーズンも同様にインサイドを強調したオフェンスが見られるだろう。

所属選手一覧

『FP(ファンタジーポイント)最多日本人選手』

※FP(ファンタジーポイント)は、選手の活躍度合を計る指標となるポイント。各選手が実際の試合で記録した成績に応じて算出される。

道原紀晃
西宮一筋で11シーズン目を迎えるフランチャイズプレーヤー。ベテランだが、昨シーズンは60試合中54試合で先発出場し、平均9.4得点、2.4アシストとチームの主力として活躍。特にプレーオフでは勝負強さを発揮し、看板選手としての意地を見せた。今シーズンも引き続きキャプテンに就任し、チームを牽引する。

【注目選手】

金田龍弥
大学在学中の昨年12月にプロ契約を結び、39試合に出場し存在感を示した。特にフィジカルを生かしたディフェンスはチームに大きく貢献するだろう。同ポジションの大ベテラン谷直樹からプレータイムを勝ち取る活躍ができれば、チームの底上げになることは間違いない。

トレイ・ポーター
昨シーズン、初めて日本でプレーすることになったが平均12.7得点、10.0リバウンド、1.9ブロックと主にインサイドプレーで活躍をみせブロック王にも輝いた。ウイングスパンを生かしたディフェンスもさることながら、走力もありハイペースゲームを引っ張っていた。2年目で日本にも慣れ、より存在感を示すことが期待できる。

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